股関節脱臼しやすい子の対応~予防法・改善策~ おすすめ抱っこひも
4カ月健診で保健師に「股関節脱臼しやすいので気をつけて!」と言われました。
ここでは、大型病院での検査後、医師や看護師から受けたアドバイス(予防するため、改善するための方法)や注意事項、私が実践して良かったことをかつての私と同じように悩むママに紹介したいと思います。
-----目次---------------------------------------------------------------------------
1.してはいけないこと
ポイントは足がまっすぐの状態になっていることが良くありません。
2.良くするには
ポイントは足をWの形にしてあげることです!
3.良くなった!
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はじめに
レントゲン検査の結果、娘は“臼蓋形成不全”と診断されましたが、臼蓋形成不全でなくても、股関節脱臼しやすいお子さんをもつママにも参考にしていただけると思います。すぐに生活に取り入れられることばかりです。実は「してはいけないこと」のほとんどのことを私はやってしまっていて、それが良くなかった、助長させていたのではないか、と今になって思います。早期対応が早く良くなる近道です!
1.してはいけないこと
・横抱き
赤ちゃんの足が開いて自由なら良いのですが足が真っすぐになると良くありません。
・デニム生地などの伸縮性のない生地の固いズボン
足が曲げにくいです。
・オムツ替えで、足をひっぱる
当然ですが、足を引っ張ると股関節がはずれやすくなります。オムツ替えのときは赤ちゃんのお尻の下に手を入れて持ち上げ、足には触りません。大便のときはシャワーで洗い流していました。)
・足つきの服
特にサイズぴったりの足つき服は赤ちゃんの足がピンと伸びてしまい良くありません。
・足をおくるみで包む
2.良くするには
・コアラ抱っこ
たて抱っこにして赤ちゃんの足をWに広げ大人の腰にくるようにします。
・厚オムツ
看護師さんにはとりあえず、厚オムツをしておけば安心と教わりました。
①紙オムツを3枚用意します。1枚目を通常通りつけます。
②2枚目を赤ちゃんのオムツをしたお尻の下に敷きます。3枚目を半分に折ります。
③3枚目の折ったオムツを写真のようにおきます。
④2枚目のオムツをとめます。できあがり!
・ごろごろ体操
保健師さんに教わりました。主に夫が休日のときにしていました。
写真のように赤ちゃんの手足をもって、赤ちゃんが左右に揺れるようにします。足に無理がないように優しく。
・抱っこひも
私の体験談ですが、4カ月頃まで新生児用のベビービョルンの抱っこひもを使っていました。とても使いやすかったのですが、娘の体にはよくなかったのです。ベビービョルンのだっこ紐は、たて抱っこでも足がピンと突っ張った状態になっていました。アップリカのだっこ紐に変えたところ、このだっこ紐に変えただけで足が自然とWの形になり、一番効果があったと思います。出かけるときはいつもだっこ紐(お姉ちゃんのお散歩と一緒に長時間)でした。アップリカのだっこ紐は日本人の体型にもあっているようです。
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ベビーマッサージは医師や保健師から勧められた訳ではないのですが、医師に「体が異常に固い」と言われたので、私がベビーマッサージでも少しはよくなるかもしれない、娘と二人きりの楽しいスキンシップの時間をもちたいと思い、やってみました。地域の子育て支援で開催されているものや、無料でできるところ等、いろいろ調べて参加しました。同じように悩みをもつ同年齢のお友だちができたことも参加して良かったことです。
3.良くなった!
臼蓋形成不全と言われてから半年後、経過観察のため再びレントゲンを撮ったところ、健常な状態と同じ状態になっていました!今、娘は1歳半になりました。初期の状態がひどかったので経過観察で引き続き通院はしていますが、気を付けて生活しているためか、まだ股関節脱臼は一度もしていません。とっても体が固かった娘ですが、今では足の指を口に入れて食べれるくらい体が柔らかくなりました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!この記事が少しでもお役に立てれば嬉しいです。